アルトランジャーは、古代アトランティス文明の技術を現代に蘇らせた野心的なプロジェクトから生まれた合体スーパーロボットである。そのユニークな構成と開発背景にも関わらず、実戦での採用は見送られたが、その存在は地球連合軍の技術開発の幅広さと革新性を示している。
アルトランジャーの開発背景
アルトランジャーは、形式eEXM-17【G】として知られる合体スーパーロボットである。この機体は、アルトをベースに、2100年5月にサイラス社研究チームが大西洋ジブラルタル沖海底で発見した謎の古代遺跡の技術を応用して開発された。当初、この遺跡はゲート文明との関連が指摘されたが、研究チームは遺跡がアトランティス文明のものであると主張している。
アルトランジャーの特徴と構成
アルトランジャーは、空、陸、海、宇宙それぞれに特化した4つのメカが合体して形成される。しかし、4つのメカが同時に出撃するシチュエーションはほとんど存在せず、合体後の性能も通常のアルトと大差ないため、その採用は見送られた。
開発者と所属
この合体ロボットは、地球連合極東エリアの播磨工廠に所属するアオシマ博士によって開発された。アオシマ博士の野心的なプロジェクトは、古代遺跡の技術を現代の軍事技術に応用しようとする試みの一環であった。
【アルトランジャー】
— DATURA工廠 (@DATURA_30MM) 2023年3月17日
アルトをベースにアトランティス文明(仮)の技術によって生み出された合体スーパーロボット。
空、陸、海、宇宙それぞれに特化した4つのメカがアルトランジャーに合体する。
4つのメカの活動域が全く異なるため、事実上出撃後の合体が不可能という致命的な欠陥を持つ。 pic.twitter.com/wrcVh4yFWk