アチェルビー C-type 【射干玉】は、マクシオン軍の特務機として開発された新機軸のEXAMACSである。この機体は、生体EXAMACSコアを搭載し、その背面にある重力子アンテナが特徴的である。このアンテナは漆黒の黒髪のように見えることから、「ぬばたま」というペットネームが付けられている。
単独戦闘用のチューニング
アチェルビー C-typeは、集団戦を主眼に置いたA-type、B-typeとは異なり、単独での戦闘を想定してチューニングされている。このため、特定の任務や敵に対して高い効果を発揮する設計となっている。
生体EXAMACSコアの採用
この機体は、座標Rで捕獲された生体EXAMACSから直接デュプリケートされた生体EXAMACSコア（複製生体EXAMACSコア第一世代）を使用している。このコアの採用により、アチェルビー C-typeは高度な自律性と戦闘能力を有している。
高機動モードとハイマニューバモード
アチェルビー C-typeは、重力子アンテナの操作によって二つのモードを切り替えることができる。重力子アンテナを閉じることで反重力作用を後方に集中させ、機動性を高める「高機動モード」と、アンテナを展開して全方位に反重力作用を分散させる「ハイマニューバモード」が存在する。これにより、機体は様々な戦況に対応する柔軟性を持つ。
アチェルビー C-type 【射干玉】は、その独特な機能と設計により、マクシオン軍の特務機として単独戦闘において高い能力を発揮するEXAMACSである。生体EXAMACSコアの採用と重力子アンテナによるモード切替機能は、この機体の戦術的な柔軟性と戦闘力の源泉となっている。
