スピナティオ068【नाग（Nāga）】は、マクシオン軍の本格参戦に先立ち、南極で海洋に含まれるG.E.C.の調査を行っていた機体である。開戦により、地球連合軍のシーレーンを分断するために戦闘用の武装が施された。
水中用の義足と高速機動
オリジナルの脚部は過去の戦闘で失われ、水中用の義足に換装されている。従来の関節駆動推進に加え、電磁推進システムが追加され、水中での高速機動が可能となった。
異形の外見と海中での活動
一般的なEXAMACSとはかけ離れたその異形は、同盟軍日本人兵士に「海の幽霊」と形容された。海底都市Mの古代遺跡群に発生したゲートエネルギー反応の調査に投入された。
隠密行動と高機動性
柔軟な下半身の関節と尾びれを使用した無音航行は、敵勢力下での隠密行動を可能としている。水圧による影響をゲート技術で異空間に転送することで、深海での高機動を可能としている。
補助生命維持装置と潜伏活動
後頭部には水中活動用補助生命維持装置を備え、海中で二週間程度の単独潜伏活動が行える。下半身駆動による航行時は、パッシブソナーに掛からず、鯨と誤認されることがある。この機体は、その特異な機能と能力により、水中戦において重要な役割を果たしている。
